ガイダンスの背景画像
ENTRY

応募は
こちら

JAPAN SPORTS

ACTIVATION

AWARDSとは

スポーツスポンサーシップ活用の新基準

Japan Sports Activation Awardsは、スポンサー企業・クラブ担当者が参加し、国内スポーツのスポンサー活用におけるアクティベーション事例を表彰する、新しい広告賞です。
本広告賞の創設により、スポンサーアクティベーションに関する認知を高め、事例を業界内外に共有し、優秀なスポンサー活用企業の担当者やクラブ担当者を讃え、スポンサーの価値を高めてまいります。

スポンサーは、企業が地元クラブを応援する、という側面だけでなく、マーケティングのいちソリューションとして位置づけられ、スポンサーマーケティングとして語られる必要があります。
効果的なスポンサーアクティベーションの実施によって、費用に対する投資対効果を最大化し、応援投資ではなく、事業投資にすることでスポンサーマーケティングの市場規模も拡大していきます。

国内スポーツのスポンサーシップ・パートナーシップの未来を期待できる業界にするために、今ここにスポンサーアクティベーションを表彰する賞、Japan Sports Activation Awardsが誕生しました。

ストーリー

スポーツスポンサーシップの変遷

スポーツにおけるスポンサーシップの価値は、「露出」にあるとされてきました。
日本のスポーツは、メディア産業によって発展してきました。新聞、テレビといったマスメディアが、スポーツイベントを主催し、試合を中継することによって、新聞の発行部数やテレビの視聴率を伸ばしてきました。1915年、朝日新聞社は、「全国中等学校優勝野球大会」(現在の夏の甲子園大会)を主催し、新聞の発行部数を伸ばしました。その盛り上がりを見た毎日新聞社は、9年後の1924年に「全国選抜中等学校野球大会」(現在の春のセンバツ大会)を主催しました。この2つの大会は現在もなお、人気を博しています。1950年代からはテレビの普及とともに、プロ野球の試合が各局で放映されるようになり、お茶の間を賑わしました。
スポーツを取り扱うことは、メディアにとって楽に稼げるまさに「キラーコンテンツ」でした。
スポーツの試合会場に自社の企業ロゴの看板が掲出されることは、ステータスであり、「価値」とされてきました。
試合会場にいる観客だけでなく、メディアを通じて試合が発信されるため、その圧倒的な露出量が「価値」とされてきました。
しかし、インターネット・SNSの普及によって、エンタテイメントのありかたが多様化しています。多様化したエンタテイメントの中で、スポーツのマスメディアによる露出は減り、試合中継はインターネット配信へと形を変えました。若者のテレビ離れが指摘されて久しく、ついにインターネット広告費がマスメディア広告費を上回っています。
そんな現代において、スポーツへのスポンサーシップの価値を「露出」に求めることは難しくなってきています。

露出から「エンゲージメント」へ

スポーツクラブが収益を伸ばしていくためには、さらなるスポンサー収入の拡大が求められます。一方、「露出」を軸にしたスポンサー営業では、単価を上げることが難しく、頭打ちになります。
そのために、スポーツのスポンサーシップは「露出」でなく、「エンゲージメント」として語られる必要があります。
スポーツチームの魅力は多様なコミュニティとのエンゲージメントを高められることにあります。スポーツチームは、ファンコミュニティから愛され、スポンサーコミュニティとは連携でき、地域コミュニティではまちのシンボルとなる。そのため、企業はチームのスポンサーやパートナーになることで、この各コミュニティに入っていくことができます。つまり、スポンサー・パートナー企業は、ファンに愛され、他スポンサー企業と繋がれ、マーケティングの聖域であり、なかなか企業が入り込めない行政や教育機関と関係値を築けるのです。
スポーツビジネスをコミュニティビジネスととらえ、スポーツチームにスポンサーすること、つまりスポンサーコミュニティで高いエンゲージメントを得られることをスポンサーの価値と、Japan Sports Activation Awardsでは再定義して活動していきます。露出という価値がまだまだ多く語られるスポンサーシップを、コミュニティとのエンゲージメントという価値に変えていくことで、『スポーツスポンサーシップ2.0』を普及していきます。

未来への展望

スポンサーシップの価値は、「露出」ではなく、多様な「コミュニティ」を活用した「エンゲージメント」の高さ。
「エンゲージメント」を最大限活用するためには、「ストーリー」の共有が求められます。
ライツホルダー側とブランド側のストーリーが共有されていれば、商品の宣伝も、SDGsの取り組みも、採用活動も、マーケティングにも意味が生まれていくからです。
ストーリーを共有して、熱量を大切にしながら、スポンサー活動をしていく。
「スポーツをスポンサーすること」自体がブランディング活動になっていきます。
一方、スポーツクラブも企業も「ストーリー」の発信に関してはまだまだ十分にできていないケースが多くあります。
Japan Sports Activation Awardsでは、企業のスポーツを活用したアクティベーション施策を審査し、おもしろい取り組みの「ストーリー」を取り上げ、共有していきます。
「マーケティングツールとしてのスポーツの価値」を発信していくことで、スポーツ業界の発展に貢献していきます。
また、本広告賞を受賞したスポンサー企業の担当者さまやクラブ担当者さまにもスポットライトを当て、スポンサーマーケティングというマーケティングを取り扱う人たちの価値アップにも貢献していきます。「Japan Sports Activation Awards」は、スポーツのスポンサー活用において、日本国内での素晴らしい結果や功績、驚きを与えたアクティベーション事例を取り上げ、表彰する国内初の広告賞です。

2024年 応募受付中

応募フォームはこちら