「スポーツマーケティング」という言葉は、表現として幅広く、いろいろな意味でとらえられがちです。
スポーツチームのマーケティング活動をはじめ、スポーツメーカーのマーケティング活動の意味合いも持ち、企業がスポーツを活用してマーケティング活動をすることにも使われます。
スポーツチームや競技大会のマーケティングでは、スポーツに関わる企業・団体・興行の収益を上げるためにリアル・デジタルを問わないマーケティング手法を用い、チケットやグッズの収益増加を目的として取り組まれます。
単にスポーツイベントを実施するだけでなく、ファンのニーズをとらえ、スポーツの持つ熱量やエンターテイメント性を最大限に活かし、より深いレベルで顧客とつながることを目指します。
スポーツマーケティングの一例
ファンマーケティング
ファンマーケティングとは、スポーツチームや選手、スポーツイベントなどを中心に、熱狂的なファンとの関係を深め、その熱狂をビジネスに繋げるためのマーケティング活動です。
グッズ
グッズマーケティングとは、スポーツチームや選手、スポーツイベントを題材にしたグッズを販売し、ファンとの関係を深め、収益を上げるためのマーケティング活動です。
ブランド
スポーツを活用したブランディングとは、企業やブランドが、スポーツとの連携を通じて自社のイメージ向上や認知度向上を図るマーケティング戦略です。
Japan Sports Activation Awardsが定義する「スポーツマーケティング」は、企業がブランドイメージの向上や商品・サービスの販売促進、ファンとの関係構築を図るためにマーケティングを行うことを指しております。
スポーツが持つ「権利」を活用して、収益を増やすことに加え、社会課題や地域課題を解決する取り組みを行います。スポーツに興味がある生活者を中心に、広く世間に対してリーチすることを目指します。
スポンサー枠を購入するだけではマーケティングにはなりません。
そのスポンサー枠や権利を活用して、「何をするか?」を企業が考え、実行することがポイントになります。クラブはそのプランの実現のため、どう企業に寄り添えるかが重要になります。
01
企業認知/サービス認知の拡大
企業名やサービス内容についての発信
02
企業ブランディング
スポーツへの支援を通じたブランドイメージの発信
03
海外事業展開
海外で活躍するクラブや選手、日本で活躍する外国籍選手にスポンサーすることによる現地での認知拡大/人脈形成/事業推進
04
キャンペーンの実施(売上拡大)
コラボキャンペーン/商品の企画・実施・販売
05
ビジネスマッチング
他のスポンサー企業との関係構築(ビジネスマッチング場の活用)
06
テストマーケティングの実施
リリース前の新商品・サービスを試す場としての活用
07
人材採用
採用応募者増加目的でのスポーツを活用した採用施策の実施
08
インナーブランディング/ チームビルディング
スポーツを通じた社内文化の醸成/コミュニケーション活性化
09
人材研修の実施
社内研修プログラムの一環
10
新規事業開発 (チームとの共同ソリューション)
他スポンサー企業等のステークホルダーと共同した新たな取り組みの実施
11
地域コミュニティ・ 社会課題の解決
地方自治体が抱える課題を解決する取り組みの実施
12
ESG投資
スポーツへの投資を通じた企業の社会的責任の発信
国内各地から申し込まれた好事例集。中でも「目的」「効果」「継続性」「再現性」「地域性」「社会性」「未来生」の観点から表彰された国内屈指のアクティベーション事例をご紹介します。表彰事例から、スポーツ活用の新しい視点とアイデアを発見できます。
CASE1
プロスポーツでなくても成果は出る! ケイナンクリーン×付知FCに学ぶ、事業に貢献するスポンサーシップ
★受賞アクティベーションのすごいところ
CASE2
複数クラブの協賛でブランディング&採用に成功! アイテック×清水エスパルス、ベルテックス静岡に学ぶ、採用と企業ブランディングに繋がるスポンサーシップ
★受賞アクティベーションのすごいところ